「デジゲー博2014」に行きました

同人・インディーゲーム展示即売会の「デジゲー博2014」に行ってきました。直前まであまり行く気は無かったのですが、Oculus Riftコンテンツも色々あるということなのでそろそろちゃんと体験しておこう*1と思い足を運びました。

下記サークルのコンテンツを体験してきました

B-01ab Hydrangea『新作体感ライドシューティング』

入場したら会場の人混みに気圧されて早くも帰りたくなってしまっていたのですが、これだけは体験しておこうと思っていた作品です。

JOBAにまたがり、Oculus RiftLeap Motionを装着してWiiリモコンでオブジェクトを撃つ(コントローラのトラッキングLeap Motionで行っており、Wiiリモコンのセンサーは使っていないとのことでした)という内容です。ゲーム内ではドラゴンにまたがっているという設定で、Oculus Riftを通して振り向くとその姿が見えたりしました。こちらの電撃Onlineの記事にプレイしている様子の写真が載っています*2


電撃 - 東方新作『弾幕アマノジャク ゴールドラッシュ』や『Oculus Rift』対応のゲームで大盛況の“デジゲー博2014”

ソフトの問題では無いのですが、一つ残念だったのがOculus Riftは今のところメガネ装着での利用が推奨されていないらしくて、外してやらなければならなかったことです。私は極度の近視なので、ほとんど何も見えない状態でした。今度Oculus Rift、というかHMDのコンテンツを体験するときにはコンタクトレンズを着けて行こうと思います。

A-09ab エンドレスシラフ∀kashicverse』(スコアタック版)

気を取り直して、会場で開催されていた同人シューティングゲームキャラバン*3に参加しようと立ち寄りました。

シューティングゲーム『∀kashicverse』の専用版です。ゲームデザイナーの木村祥朗氏が推していることもあり以前から気になっていたタイトルでしたが、今回はじめて触りました。シューティングゲームでありながら「コマンド入力での必殺技発動」という要素が特徴的な作品です。

ビジュアルがとても良く、オブジェクト破壊の爽快感もあるタイトルだと感じましたが、ヘッドホン無しでプレイしたため、コマンド入力して必殺技が発動したかどうかがよくわからなかったのが残念でした。

B-05b フレームシンセシスシルエットストライカー

同人シューティングゲームキャラバン二本目として、前情報で気になっていたOculus Rift対応シューティングゲームである本作を体験しました。

左右移動で敵弾などを避け、ショットで破壊するというシンプルな内容ですが、スピード感があって爽快なタイトルでした。ゲームスタート時の発射演出が凝ってたのも良かったです。まあやっぱりメガネを外してたのでよく見えてなかったんですけれども…

C-17a チームヒロポン『JumpGun!』(体験版)

サークルの方を知っていたという縁で伺いました。当たったものをジャンプさせる弾を放つ銃を駆使してゴールを目指すパズルアクションです。

鏡による反射や、ジャンプさせた敵オブジェクトやプレイヤーキャラが触れることで一定時間対応する壁の消えるスイッチといったギミックが盛り込まれていて、ステージはかなり作りこまれていると感じました。盛りだくさんだったため、開始して数面でいきなり難易度が上がって戸惑ったりしましたがなんとかクリア。道が見えた時に達成感が得られるのが良かったです。

おわりに

会場がなかなかの混雑具合ですぐ疲れてしまい、結局体験したのは以上の4サークルの作品だけでした。あとからレポートなどを読むと見てみたかったものもありますね(VOXQUEST3とかGesuidoとか)。でも楽しかったので、今度は事前にしっかり準備してから行きたいと思います。あとOculus Riftを体験するときはコンタクトレンズを忘れないように…

また、何人か知っている方と挨拶出来て良かったです。

*1:体験自体はしたことがあるのですが、その時に触れたものはただ仮想空間を見回せるだけのデモでした

*2:余談ですが、写真のプレイ中の人物は私です。撮られてることに気付いていませんでした(笑

*3:エンドレスシラフ主催のスコアアタック企画 http://endless-shirafu.com/stg_caravan_2014/

小説版『魔王物語物語』読んだ(※ネタバレあり)

気づいた原作との相違点

  • 自分の物語を終わらせた後もナナ、ヒクグモはヒマリと協力し、最終決戦において魔王と戦う。三人目さん…
  • 原作ではナナはジョルの誘いをはっきりと拒絶していたのだが、小説版では曖昧なまま逃げ出したことになっている
  • アーロン^2が影も形もない
  • モールさんがいない
  • レーラリラさんはただのいい人。もちろん「チンポ野郎」なんて言ったりしません

気になった点

  • アレスの名前はどこにも出てこない。ハロルドとの会話シーン再現はあるのだが
  • アレス、フロドナ、アイリッツの関係性は全く描写されていない
  • 「ぼくはできる子」を踏まえた描写がある

原作中では謎が多かったハロルド・ディスター周りの補完がされているのが良かった。容姿や、物語に対する考え方、そしてヒマリとの接点。
まあ特に最後は原作での描写との整合性に問題があるのでどれも小説版だけの設定と思ったほうが良さそうですが。

実はハロルドがヒマリたちの前に現れて会話をするというのは自分が考えてた『魔王物語物語』の二次創作にも入れたいと思っていたので、僭越ながら「先にやられたか」と思ってしまったり。

追記

あとがきで原作者のてつさんは、「フリーゲーム」は「好き勝手につくることができる」とし、「好き勝手」の例として「外的な都合による締め切りに追われることもな」いことを挙げています。

コミケなどのイベントが活動の中心である同人ソフトの方面からは「締め切りが設定されていないと完成させられない」という話をよく聞くのですが、やはりそうした点でフリーゲームの文化とは異なるのだなと感じます。

個人的な経験から感じることなのですが、『魔王物語物語』のような全方面、特にストーリーテリングの部分で独自性が高くかつ完成度の高いRPGは「フリーゲーム」以外からはほとんど出ていない気がします。

2013年にプレイしたフリーゲーム

本当はフリゲ2013投票期間中に上げたかったんですけど…

毎年12月31日恒例のこの企画、今年も記事にしました。
今年はイベント(HOTLINE TOKYO 2nd開催告知。扱うタイトルは『ふしぎの城のヘレン』 | NYDGamer)に参加した影響でプレイ数が多くなりました。VIPRPGに偏ってはいますが。ただ反動で年の後半ではあまり数はプレイできませんでしたね。2014年はどうなるでしょうか。

怪奇瘴忌憚

中編ダンジョン探索型RPG。
各地に散らばる「大妖怪」を討伐し、なくなった「御神体」を取り戻すことが目的です。

ラスボス撃破までの時間はゲーム内時間で6時間ほど。実時間でも10時間ほど見ておけばいいでしょう。

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主人公はとっても渋い「法師」
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このような隠し扉が各所に設置されている(『イストワール』のオマージュ)

オトツカイ

「音」を駆使して暗闇の迷宮を進んでいくパズルアクションゲーム。
短いながら、「カタテマ」作品らしく絶妙なストーリーテリングが楽しめます。

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音をストックして
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使う

ふしぎの城のヘレン

独特の戦闘システムを採用した中編RPG。
主人公ヘレンが「ふしぎの城」を探索していく。
戦闘シーンのぬるぬる動くドットや美しいマップは必見です。

なお、この作品について『HOTLINE TOKYO』というイベントで色々語ったりしていますhttp://www.ustream.tv/recorded/32016653

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戦闘では、行動の待ち時間を考慮して敵の行動をうまく制御しつつこちらの行動を選択していくのが重要

さよなら、モナーRPG。

かつて巨大掲示板群「2ch」を中心に数多く作品が発表されていた「モナーRPG」を題材にした中編RPG。
プレイヤーは「オワコンの塔」に閉じ込められたAAキャラたちの運命を変えるために塔を冒険していきます。
フリーシナリオ制を採用し、各イベントも選択によって結末が大きく異なります。また、全体的に独特の雰囲気を持っています。
ツクールデフォルト戦闘を採用していますが、敵味方ともに行動が豊富で楽しいです。ちょっぴり切ないストーリーも魅力的です。

闇市ダンジョン

VIPRPGの「もしもシリーズ」キャラがランダム生成ダンジョンを攻略していくという作品です。
残念ながら未完成。

もしモンクエストモンスターズ

ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』をモチーフにした作品で、
登場キャラがVIPRPGの「もしもシリーズ」の登場人物になっています。
雰囲気の再現度はかなり高いです。

WindⅠ Upgrade

VIPRPGの「もしもシリーズ」の登場人物である「ウィンドI」をステージ中に落ちているポテチを使って様々なパラメータをひたすら強化していき、魔王討伐を目指すゲームです。
元ネタはJohnny UpgradeというFlashゲームだそうです。

デンシャ

入り込んでしまった奇妙な電車の中を彷徨っていく作品。動画サイトでも話題になりました。2時間ほどで最後までいけるのでぜひやってみてはいかがでしょうか。
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LIGHT TOWER

VIPRPGの「もしもシリーズ」をモチーフにした作品。
敵の数に限りがある、などシステムにややとっつきにくいところがあるものの、キャラの運用の戦略を立てるのが楽しい作品です。
登場人物たちの軽妙で味のあるトークも魅力的で、ストーリーの最後には感動させられました。

やみいち!

VIPRPGの「もしもシリーズ」の登場人物である「ダークネスⅠ」の運営する店に来た客に対して商品を安くあるいは高く売るかを4段階からどれか一つを選択していくというもの。反応を返した結果は固定ですが、様々なイベントを観ることができるのでキャラクターを知っていると楽しいです。

ミスターホムラー

魔法少女まどか☆マギカ』をモチーフにしたゲーム。ひたすらコンビニでお釣りの硬貨の枚数が最小になるように支払いをしていくというものです。制限時間と周る店舗数の異なる複数のモードが存在します。非常にためになります。
店員が様々な元ネタを持っていて、中には洞窟物語、ゆめにっき、魔王物語物語といったフリーゲームのネタも入っているので知っているとにやりとできます。

東方星母録

東方Project」のキャラクターを使ったMOTHERシリーズの二次創作作品。
ニコニコ動画」において製作中のもののプレイ動画連載の後、完成版が公開されました。
MOTHERシリーズ各作品のネタが詰め込まれていますが、ストーリー全体としてのベースは『MOTHER3』となっています。
その性質から人によって賛否はわかれるでしょうが、私は良い再構成だったと思います。

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マップはMOTHER3
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スクリーンショットでは分からないが、戦闘シーンではHPのドラム表示も再現

音楽ファンタジー

残念ながら現時点では未完結でまだコンセプトを提示したという感じのものですが、確固たる世界観を持った美しいグラフィック、ゲームに溶け込んだBGMは体験する価値のあるものだと思います。
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Google日本語入力の辞書に入っているフリーゲームのタイトル調査(GoogleJapaneseInput-1.12.1599.100)

(2013-11-04 22:54 『ざくざくアクターズ』追加)
(2013-11-05 21:34 『トゥルーリメンバランス』追加)
(2013-11-16 00:04 『女神の涙』追加)
前回調査から2年ほど経ってるので新たに出たフリーゲームなども含めて再度調査を行いました。
学習結果を使わないようにする方法を変えています。

調査方法

  • Windows版Google日本語入力を有効にして、フリーゲームのタイトルの読みを先頭から入力していく。全部入力し終わる前に変換候補にそのフリーゲームのタイトルが現れれば辞書に入っているとして、リストアップしていく。ただし、読みを全部入力した後に出たものでも、表記が十分独特なら可とする
  • 変換候補に現れるのが略称でも可
  • 学習結果からのサジェストが行われないように、プロパティのプライバシータブで「シークレットモード」にチェックを入れる
  • サジェストの最大候補数は9に設定
  • BSキーは使用しない
  • バージョンはその際の開発版最新版を使用する
  • 一般名詞や、その作品以前に使用されている固有名詞のタイトルの場合は調査対象外(『イストワール』『マヨヒガ』『夜明けの口笛吹き』『青鬼』『ダイバーダウン』『STARGAZER』『四面楚歌』『パレット』など)。ただし表記が十分独特なら可とする
  • フリーゲームの定義は「第二回みんなで決めるフリゲ音楽ベスト100」*1のものに概ね準拠

結果

使用したGoogle日本語入力での「バージョン」変換結果

GoogleJapaneseInput-1.12.1599.100

変換候補に現れたタイトル 変換直前の表示 入力キー 備考
愛と勇気とかしわもち あいとゆう aitoyuu
アイワナビーザガイ あいわな aiwana
アサルとスパイ あさるとす asarutosu
アナザームーンホイッスル あなざーむーんほい anaza-mu-nnhoi
Almagest あるまg arumag
アレックスのひとりかくれんぼ あれっくすの arekkusuno
アールエス あーるえ a-rue
いかちゃん いかちゃ ikatya
いちろ少年忌憚 いちろしょ itirosyo
今の風を感じて いまのかz imanokaz
いりす症候群! いりすs irisus
ヴァンガードプリンセス ヴぁんがー vannga-
ヴァーレントゥーガ ヴぁーれ va-re
鬱夫の恋 うつお utuo
虚ろいの都 うつろいn uturoin
ウトナと三人の騎士 うとなとさんにんのき utonatosannninnnoki 正式なタイトルは『ウトナと3人の騎士』
おばけの行進曲 おばけn obaken
おばけ屋敷探検隊 おばけやし obakeyasi
怪異症候群 かいいしょ kaiisyo
カルマはだれキュラ かるまh karumah
冠を持つ神の手 かんむりを kannmuriwo
CardWirth かーどわ ka-dowa
寄生ジョーカー きせいじょ kiseijo
キラーベア きらーb kira-b
クミとクマ くみとk kumitok
グランドソード ぐらんどそ guranndoso
グリモアハーツ ぐりもあ gurimoa
Cresteaju くれすth kuresuth
コネクトネイバー こねくとn konekuton
コープスパーティー こーぷす ko-pusu
サイコ・プラトーン さいこぷ saikopu
サキュバスクエスト さきゅば sakyuba 十八禁
ざくざくアクターズ ざくざく zakuzaku
しまいま。 しまいm simaim 十八禁
Simutrans しむと simuto
しょぼんのアクション しょぼんn syobonn
シルフェイド見聞録 しるふぇ sirufe
シルフェイド幻想譚 しるふぇ sirufe
人生オワタの大冒険 じんせいおわたのだいぼうけ jinnseiowatanodaibouke
スターダンス すたーだ suta-da
スターダストブルー すたーだすとb suta-dasutob
StepMania すてっぷm suteppum
セカジカ せかじ sekaji
セラフィックブルー せらふぃ serafi
送電塔のミメイ そうでんt soudennt
誰か開けてモナー だれかあ darekaa
月夜に響くノクターン つきよに tukiyoni
剣の舞姫ウォーター つるぎのm turuginom 十八禁
ディアボロの大冒険 でぃあぼろ dhiaboro
テンミリオン てんみ tennmi
洞窟物語 どうくつ doukutu
東方自然癒 とうほうし touhousi
東方星母録 とうほうせい touhousei
トゥルーリメンバランス とぅるーりめんばら toluru-rimennbara
ドラゴンオエスト どらごんお doragonno
ドラゴンファンタジー どらごんふぁ doragonnfa
ニコニコRPG にこにこあ nikonikoa
ニコニコワールド にこにこわ nikonikowa
盗人講座 ぬすっとk nusuttok
Nepheshel ねふぇs nefes
のびハザ のびは nobiha
パトルの軍事博物館 ぱとる patoru
パポタ ぱぽた papota
薔薇と椿 ばらとt baratot
ぱるメロ ぱるめr parumer
晴れたり曇ったり はれたり haretari
ハーバーランドでつかまえて はーばーらn ha-ba-ran
光の目 ひかりのm hikarinom
BBライダー びーびーr bi-bi-r
ファーレントゥーガ ふぁーれ fa-re
フィアードライブ ふぃあーd fia-d
ふしぎな森のポコラ ふしぎなm fusiginam
フルメタルパンツァーズ ふるめたる furumetaru
ペニーガール ぺにーg peni-g
変愚蛮怒 へんぐ hengu
帽子世界 ぼうしせ bousise
包丁さんのうわさ ほうちょうs houtyous
魔王のアクジ まおうのあくじ maounoakuji
魔王物語物語 まおうも maoumo
魔壊屋姉妹。 まかいy makaiy
魔女の家 まじょn majon
マックルストーリー まっくる makkuru
マッスルファイト まっするf massuruf
マテリアルスナイパー まてりある materiaru
魔法の塔 まほうのt mahounot
マリモパンツ まりもぱ marimopa
ミクものがたり みくもn mikumon
ムーンホイッスル むーんほ mu-nnho
ムーンライトラビリンス むーんらいとr mu-nnraitor
女神の涙 めがみn megamin
巡り廻る。 めぐりm megurim
モノリスフィア ものりすf monorisuf
勇者御一行様殺人事件 ゆうしゃご yuusyago
勇者の憂鬱 ゆうしゃのy yuusyanoy
ゆめにっき ゆめにっk yumenikk
らじおぞんで らじおz rajioz
ラブレジェンド らぶれj raburej
ラ・ムラーナ らむら ramura
らんだむダンジョン らんだむだ ranndamuda
ランナーズ・エクリプス らんなーずえ rannna-zue
リーフ村村長物語 りーふむ ri-fumu
レイクドリャフカ れいくど reikudo
レディパール れでぃp redhip
レミュオールの錬金術師 れみゅお remyuo
ロストシープ ろすとし rosutosi
ロッコちゃん ろっこt rokkot
ワーニングフォーエバー わーにんぐふぉーえば wa-ninngufo-eba

また、前回調査時には変換候補に現れていた以下のタイトルが今回無くなっていたいました

さいはてホスピタル
四聖龍神録
タオルケットをもう一度
扉の伝説
ひよこ侍
不可思議なダンジョン

*1:http://www23.atwiki.jp/freegamemusic/pages/159.html

PRESS START 2013行ってた

今回は全ての演奏曲がこれまでPRESS STARTで演奏されたものから選ばれた総集編のような回で、事前に行われたアンケートの上位10曲+2曲(+アンコール2曲)という構成でした。
そろそろ酒井さん編曲じゃないMOTHERメドレーが聴きたいです。謎のMOTHER2曲外し(8メロディーズはあったが)は今回も謎のまま。。。

PLAYISM2周年パーティに参加してました

PLAYISMという、ゲームの販売サイトがあります。
私がここを知ったのは確か4gamerに載っていた「ゆめにっき配信開始」のニュースリリースでだったと思います。
当時は「アーティスティックなインディーゲームを配信する」的なことを自称していて「なんだこれは」と思っていたのですが、フリーゲームを含む配信作品が増え、私が近年まれに見る良作だと感じたリメイク版『La-Mulana』と「心中する」*1覚悟を表明したり、英語版サイトを開設しフリーゲームを含む日本の作品を英訳し配信する、といった様々な活動を見ていくうちに、彼らが日本のインディーゲームシーンを本気で盛り上げ、海外にも広めようとしているということに確信を持つに至りました*2

ちょうど一月前の5月12日、大阪でそのPLAYISMの2周年パーティーが開催されました。
私は埼玉在住なので、当初はスルーしようかとも思っていたのですが、目の前にチャンスがありながら色々とフイにしてきた人生を振り返った上で、ここは行くべきだと決心して行って来ました。既に何らかの形で顔を合わせたことのある方も何人か参加されているというのも大きかったです。
実際のところ行ってよかったと心から思っています。
敬愛するNIGORO*3の方々とも挨拶出来ましたし(なんと全員集合されていた)、Twitterなどで認識していた方々や、ゲーム作りをされてる学生の方、フリーゲームのファンの方などともお話をすることができました。
お会いした方にはバレてますが、こちらからなかなか話しかけられない性質なので、声を掛けて頂いた方にはほんとうに感謝です。
実は学生の方とも話す、という事は一つの目標にしていました(これも向こうから声をかけてもらった)。
あと、実はもう一つ、NIGOROボスのならむらさんと話すという目標が実はあったりしました。ここだけの話、実は以前「洞窟物語のウラガワ」というイベントに参加したのも、半分以上ならむらさん目当てだったりしました…
その時はならむらさんが側を通るときにニヤニヤしながら眺めてることしかできなかったのですが、今回は何言か伝えることができました!

以下ダイジェスト

  • NIGORO3人の前でハンドルか本名…なんとお呼びしたらいいか困惑(どちらでもいいとおっしゃっていただいた)
    • 名刺を拝見し、御三方にそれぞれ肩書きがあることを初めて知る。あとメールアドレスのドメインが…
  • NIGORO母体組織のアスタリズム*4社長のPANDAさんには、色々とお世話になりました
  • NIGOROサミエルさんの見てる所でHMD付けて3D立体視La-Mulana*5のボスラッシュをプレイしていいところ見せようとするもヴィーにめためたにやられる
    • 「調子悪いとほんとダメなんですよね」「そう作ってるから」
  • 二次会。現役ゲームデベロッパーと学生とタダのゲームファン(自分)などを交えてのぶっちゃけ座談会
    • WOLFさんのキャラにちょっと衝撃を受けました
  • La-MulanaSteam配信記念生放送で作成されたイラスト一式を頂いてしまいました…
    • これ頂いてもどうしたいいかわかりませんよ…と言ったら「Twitterで晒せば」などとアドバイスをいただきましたので、そのうちやろうと思います

なんかLa-Mulanaの話ばかりになってしまいましたが、好きだからしょうがないですね…

残念だったのは、ゲームプレイコーナーに海外インディーゲームが無かったことですね。まだ買っていないソフトもプレイ出来ればと思っていました。

あと、くろいひとさんのサイトに、写真が大量に掲載されたレポート(http://909.xii.jp/blog/2013/05/12/playism2%E5%91%A8%E5%B9%B4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F/)もありますので、まだご覧になっていない方は是非そちらもどうぞ。私のこともちょろっとだけ言及していただいております。

PLAYISMの、日本のインディーシーンを盛り上げ、海外にも広めるという活動はほんとうに素晴らしいと思います。特に私はフリーゲームに素晴らしい作品が数多く存在しながらも、世間的には無いものと扱われている現状をかねてから残念であると思っていたので、そのフリーゲームにもスポットを当てていることも嬉しく思っています。願わくばビジネス的にも成功して欲しいところです。

*1:http://nigoro.jp/ja/2012/11/la-mulana%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E3%81%AE%E8%A9%B1/

*2:まあ当初はそうなるのは『魔王物語物語』の英訳版が大成功を収めるのを確認してからにしようと思っていたのですが

*3:前述の『La-Mulana』を開発したチーム。3人組

*4:NIGOROとアスタリズムの関係は、いま話題のアトラスと株式会社インデックスの関係に近いと言えばわかりやすいだろうか。わからない人にはわからないか…

*5:リメイクPC版のおまけモードhttp://nigoro.jp/ja/2012/11/secret-function-on-pc/ 残念ながら自分は左右の視力差が大きく、かろうじて足場がちょっと浮き出て見えるくらいだった