「参加者数」の「捏造」を批判する人たちと「そんなの関係ねえ」と言う人たち ― 沖縄の教科書検定集会について
(このエントリは永遠に書きかけです)
ちなみに自分はどっちかと言えば「そんなの関係ねえ」派なんですが捏造があったんならそれはいけないことだと思います(一般論的な意味で)。
終わりに?があるのはソース無しです。
- とりあえずまず言いたい。何で今回に限りこんなに「参加者数」を気にする人が多いんだ?
- 一般的に「参加者数」は水増しされて発表されるものである(参考見えない道場本舗 - 「主催者側発表」に関する雑話)
- 主催者の発表した「参加者数」が何を指しているのかが不明。常識的には「会場に入った延べ人数」の事だと思われるが…
- 「参加者数」の「捏造」を批判する人たちの多くは「参加者数」を会場およびその近辺に「同時に」いた人数の最大数だと定義している?
- 上の定義では確かに「参加者数」11万人はありえない(参考小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇) - でも、沖縄県民大会の人数は3万から5万人くらいだよ。)
- 「参加者数」が43,000人程度だという情報はWebで見つけられるものではhttp://www.worldtimes.co.jp/special2/okinawa929/main.htmlおよびhttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/87933/が最も古い。前者の世界日報日本版の記事では「沖縄県警の調べでは大会参加者数は約四万二千人」とされている
- そもそもこういった集会の参加者数を元に政治的問題をどうこうするのはやってはいけないことである
- 今回の教科書検定における集団自決に関する記述の一部削除自体が不透明
- 集団自決が日本軍の強制無しにはありえないことは定説??
- 集会をやる意義は「問題」が存在することを広く知らしめることにある
- 発表される参加者数の実態との乖離はどこまで許容されるんだろう
- 「参加者数」を算出するのに使われると思う手法
- 会場入り口や会場付近の道路で計数器を使って手動カウント。全部数えるか、あるいは一部でだけ数えてそれに会場の構造に依存する係数を掛けるか
- 会場の広さと人の入り方から計算した「同時参加者数」に係数を掛けるなどして計算で求める
- 「大会事務局幹事の平良長政県議(社民党)は、算出方法について、『一人一人をカウンターで計算しているわけではない。同じ場所で開かれた12年前の米兵による少女暴行事件の集会参加者数8万5000人(主催者発表)を基本にした。当時に比べ、会場周辺への人の広がりは相当なものだった』と語り、主に日米地位協定の見直しを求めた平成7年の県民大会の写真と比べながら、算出したと明かした。」(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071006-00000943-san-polより引用)
- いくら水増しが慣習化しているとはいえ、「主催者発表」の断り無しにこうした数字を書いたりしゃべったりするのは大問題だったかも(今までこういうことはあんまりネットでは話題になっていなかったと思う)
- とりあえず自分は今後こうした数字に言及する時には必ず「主催者発表」の断りを入れるようにします