『To the Moon(PLAYISM日本語翻訳版)』クリア直後感想(ネタバレあり)

PLAYISMで販売されているRPGツクールXP製のアドベンチャーゲーム『To the Moon』のクリア直後感想です。

注意:小並感(小学生並みの感想)です。あと致命的なところも含んだネタバレありなので未プレイ者は読まないほうがよいでしょう。これを読むとネタバレ喰らう上に内容もよくわからないと思います。ただうっかり見てしまってもそれほどダメージがないように直接的な表現は避けています


正直、ジョニーが月に行きたがっていた理由をエヴァとニールが理解した所がクライマックスでした。あのシーンは切なかった。

その後の流れで、日本語訳のせいなのか、自分の理解力が足りないのかどっちかだと思うけど、どうしてそれがジョニーの願いを本当の意味で叶える事になったのかが自分には理解できなかった。いや、本当はジョニーにとってもコレジャナイだったのかもしれないが、そんなことはプレイヤーには知る由もない。もしかしたらジョニーにもわからなかったのかもしれない(もっともラストの描写はこの最後を受け入れていたようにも読み取れたが)。

だいたいエヴァとニールの対立の顛末が理解できなかったんだよな。何が「彼女のせい」だったんだろう。あとあの人をこのキャンバスに載せたのはサービスなのかな。

そういえば次回作へのフリみたいなのもありましたが、あれってどうなるんでしょうか。

なんだかんだ言って感じるものはありました。人生というものについてを改めて考えてしまいましたね。まあもっともこのゲームならでは、の事ではないのですが。
自分がこの先何十年か生きたとして、その時には親もいない、そんな時にそばに寄り添ってくれる人がいなかったら…
この話はこれ以上はやめておきましょう。

追記1

頭を冷やして少し考えてみた。以下物語の核心的な部分のネタバレ。

ジョニーはある理由によって幼少期の記憶を思い出せない状態でした。幼少期にあったある出来事を直接的に思い出せなかったために、彼にとってベストは他にあったのにも関わらず依頼の内容が「月へ行きたい」になってしまったのでしょう。しかし、それでもエヴァたちは契約である以上「月へ行きたい」という願いを叶えざるを得ない。それで最後ああした形になったのではないかと思います。