CAAT(1)

チュートリアルに載ってるサンプルコード(Page not found · GitHub Pages)をCoffeeScriptで書きなおしてみた

test-caat.coffee(test-caat.jsにコンパイルされる)

class Circle extends CAAT.ShapeActor
  constructor: ->
    super
    @setLocation(20,20)
    @setSize(60,60)
    @setFillStyle('#ff0000')
    @setStrokeStyle('#000000')

class TheGame extends CAAT.Director
  constructor: (w, h, id) ->
    super
    @initialize(w, h)
    scene = @createScene()
    scene.addChild(new Circle)
    CAAT.loop(1)

window.onload = -> new TheGame(100, 100)

test-caat.html

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<script src="caat.js" type="text/javascript"></script>
<script src="test-caat.js" type="text/javascript"></script>
</head>
<body>
</body>
</html>

body中に書けばwindow.onloadへの登録は不要

クラス化のやり方はこれが適切なのかはわからない

ファミ通がインディーズゲームの記事に付けたタイトルにカチンときた話

[海外ゲームニュース]未来の天才ゲームクリエイターがここに? インディーゲームの祭典IGFアワードの候補作を全紹介

http://www.famitsu.com/news/201201/12008224.html

「インディーズゲーム」とは「独立系デベロッパーによるゲーム」の事でありますが、それが何かを正確に定義することは難しいです(ここは逃げます)。
ただ、例えば個人あるいはサークルのような小規模集団で製作され、無料もしくは安価でプレイできるような、Flashゲーム、コミケ等のイベントで頒布されるゲーム、インターネットからダウンロードできるようなゲームはインディーズゲームと言えると思います*1
また、Xbox Live インディーズゲームという、そのものズバリな、個人やサークルがXbox 360向けに制作したゲームを、簡単なレビューの上、Xbox Live上で販売できるようにするシステムもあり、ここで販売されているゲームもインディーズゲームであると言えるでしょう。
記事中にあるIGFアワードのノミネート作には、PC向けのダウンロードゲーム販売プラットフォームであるSteamや、Xbox 360、PS3といった家庭用ゲーム機でダウンロード購入出来るようなものもあります。

前置きが長くなりましたが、この記事タイトルで僕が引っかかったのは、上の引用部分で強調表示した「未来の天才ゲームクリエイターがここに?」の部分です。

当初その気持ちをうまく言語化できないでいたのですが、魔王14歳氏(id:Erlkonig)が、

Erlkonig game 既に才能を発揮しまくってるインディーズ作家を捕まえて「未来の天才」とは奇妙なタイトル。インディーズゲーム作家を、大規模市場に移る前の修行期間かなんかだと思ってるんでしょうか。 2012/01/18

http://b.hatena.ne.jp/Erlkonig/20120118#bookmark-75687213

というコメントを投稿されていたのを見て、僕の気持ちもまさしくこれだと理解できました。

僕は、このタイトルを見て、ファミ通が誌面で扱っているような、パッケージの家庭用ゲーム機向けゲーム、あるいはPC向けでも質・量共に優れたいわゆるAAA(トリプルエー)タイトルを作ってるのでなければ「ゲームクリエーター」でないと言ってるかのように思いました(ちょっと拡大解釈かもしれませんが)。

個人あるいは小規模集団による制作なので、インディーズゲームが特に量の部分でAAAタイトルに見劣りするのは仕方のないところなのですが、それを補って余りあるほど独創的であったり、あるいは制作者の理想に近いものが実現されているようなゲームが数多く存在しています。そういうゲームは大衆に受け入れられるようなものでないことがままあり、参入コストの高いパッケージの家庭用ゲーム機向けとしては出しにくく、インディーズという形態ならではのものであったりするのです。

当のインディーズゲームの作者さんの中には家庭用ゲーム機向けゲーム業界への参入あるいはAAAタイトルに携わることを目指して今はインディーズという形態で作品を発表しているという人もたくさんいらっしゃるでしょうし(そしてそれは当然素晴らしいことです)、別にこのタイトルもなんとも思わないという人が多いと思いますが、僕は完全に外野ながら、このインディーズゲームを下に見ているような記事タイトルを看過できませんでした。

以上、何にどうしてカチンと来たのかということの表明でした。

*1:あくまで僕個人の見解です

2011年にプレイしたフリーゲーム

2010年版はこちら

今年は社会的にも、個人的にも色々なことがあった一年でした。

フリーゲームの方では、今年も注目作が色々とありましたね。さて、今年プレイしたフリーゲームは前年よりも少なく一本です。iPod touchでゲームをすることは減ったのですが、ニンテンドー3DSや今流行りのソーシャルゲーム、そして、海外のインディーゲームに手を出してしまったことにより、フリーゲームのプレイが減ってしまいました。インディーゲームを仕入れるのは一段落ついたので、来年こそは…

Moon Whistle XP

RPGツクール95の傑作、Moon WhistleのRPGツクールXPでのリメイクが、一時は開発中止になりながらもついに完成し、公開されました。

幼稚園児のぜのんがある一年間を通していろんな人と出会い、冒険を重ねていくというストーリーです。しかし、その見た目とは裏腹に、作者の強いメッセージが込められている作品でもあります。

リメイクにあたってシステムの大幅な快適化、そしてオリジナル版での全曲を手がけた氷石彩亜さんによる多数の新曲の追加があります。

特にRPG好きを自称される方にはぜひプレイしていただきたいと思う作品です。

Google日本語入力の辞書に入っているフリーゲームのタイトル調査

Googleが無料で公開している日本語IMEGoogle日本語入力のサジェスト機能が結構フリーゲームのタイトルをサジェストしてくれるので、一体どのくらい辞書に入っているのか気になって、ちょっと本腰を入れて調べてみました。

Google日本語入力は、Googleが作成した辞書を持っており*1、ネットスラングや様々な固有名詞が収録されています。

実はこの辞書データはバイナリの形でGoogle日本語入力の実行ファイルに含まれているため外から覗くことが出来ず、調査にはひたすら自分が知っているフリーゲームのタイトルを入力していくという方法をとっています。

「みんなで決めるフリゲ音楽100」でも思い知りましたが、自分のフリーゲーム知識にはどうしても偏りがあるので、抜けが多くあることはご了承下さい。もしこれがないぞ、というものがありましたらコメントなどで指摘していただけるとありがたいです。

また、抜けや辞書に新規追加されたものは発見次第リストに追加していきたいと考えています。

調査方法

  • Windows版Google日本語入力を有効にして、フリーゲームのタイトルの読みを先頭から入力していく。全部入力し終わる前に変換候補にそのフリーゲームのタイトルが現れれば辞書に入っているとして、リストアップしていく。ただし、読みを全部入力した後に出たものでも、表記が十分独特なら可とする
  • 変換候補に現れるのが略称でも可
  • 学習機能の設定は

辞書→学習機能無効
サジェスト→入力履歴からのサジェスト表示無効

とする

  • サジェストの最大候補数は9に設定
  • BSキーは使用しない
  • バージョンはその際の開発版最新版を使用する
  • 一般名詞や、その作品以前に使用されている固有名詞のタイトルの場合は調査対象外(『イストワール』『マヨヒガ』『夜明けの口笛吹き』『青鬼』など)。ただし表記が十分独特なら可とする
  • フリーゲームの定義は「第二回みんなで決めるフリゲ音楽ベスト100」*2のものに準拠

結果

Google日本語入力開発版1.2.831.100で調査

変換候補に現れたタイトル 変換直前の表示 入力キー
魔王物語物語 まおうも maoumo
おばけの行進曲 おばけのこ obakenoko
寄生ジョーカー きせいじょ kiseijo
ムーンライトラビリンス むーんらいとら mu-nnraitora
洞窟物語 どうくつ doukutu
Nepheshel ねふぇし nefesi
ディアボロの大冒険 でぃあぼろ dhiaboro
不可思議なダンジョン ふかしぎな fukasigina
ドラゴンオエスト どらごんお doragonno
シルフェイド見聞録 しるふぇ sirufe
シルフェイド幻想譚 しるふぇ sirufe
ぱるメロ! ぱるめろ parumero
コープスパーティー こーぷす ko-pusu
ムンホイ むんほ munnho
ゆめにっき ゆめにっk yumenikk
LA−MULANA らむら ramura
Seraphic Blue せらふぃっk serafikk
スターダンス すたーだん suta-dann
いりす症候群 いりすしょうこうぐん irisusyoukougunn
愛と勇気とかしわもち あいとゆう aitoyuu
アールエス あーるえ a-rue
いちろ少年忌憚 いちろしょ itirosyo
送電塔のミメイ そうでんと soudennto
鬱夫の恋 うつお utuo
Cresteaju くれすてぃ kuresuthi
CardWirth かーどわ ka-dowa
魔壊屋姉妹。 まかいや makaiya
レミュオールの錬金術師 れみゅ remyu
今の風を感じて いまのか imanoka
フィアードライブ ふぃあー fia-
モノリスフィア ものり monori
変愚蛮怒 へんぐ henngu
勇者の憂鬱 ゆうしゃのゆ yuusyanoyu
のびハザ のびは nobiha
らじおぞんで らじおぞ rajiozo
ファーレントゥーガ ふぁーれ fa-re
ヴァーレントゥーガ ヴぁーれ va-re
冠を持つ神の手 かんむりを kannmuriwo
らんだむダンジョン らんだむだ ranndamuda
ふしぎな森のポコラ ふしぎなも fusiginamo
クミとクマ くみとく kumitoku
リーフ村村長物語 りーふむ ri-fumu
呪いの海に願いを のろいのう noroinou
グランドソード ぐらんどそ guranndoso
魔法の塔 まほうのと mahounoto
四聖龍神録 しせいりゅ siseiryu
月夜に響くノクターン つきよに tukiyoni
ひよこ侍 ひよこざ hiyokoza
さいはてホスピタル さいはてほ saihateho
サキュバスクエスト さきゅば sakyuba
扉の伝説 とびらので tobiranode
ラブレジェンド らぶれじぇ rabureje
ヴァンガードプリンセス ヴぁんが vanga
タオルケットをもう一度 たおるけ taoruke
マックルストーリー まっくる makkuru
虚ろいの都 うつろい uturoi
マッスルファイト まっするふぁ massurufa
ドラゴンファンタジー どらごんふぁ doragonfa
ニコニコワールド にこにこわ nikonikowa

*1:http://www.google.com/intl/ja/ime/comic/参照

*2:http://www23.atwiki.jp/freegamemusic/pages/159.html

オブジェクト指向風味HTML5 Canvasテスト

今流行のHTML5 Canvasを触ってみた。オブジェクト指向風味です。ネイティブでcanvasタグをサポートしたブラウザ(FirefoxChromeなど)でしか動きません。

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