「のどか」にて右Alt/左Altキーを単独で押した際にIMEの状態をオン/オフにする設定

WindowsIMEの状態をトグルさせるのでなくオン/オフをそれぞれワンキーで行うようにしたい場合、キーボードがJIS配列なら変換/無変換キーにそれを割り当てる設定が定番かと思われますが、自分が最近使っているUS配列のキーボードにはこれらのキーがありません。 Caps Lockや右Altを割り当てる設定も試しましたが、しっくりこなかったので諦めてデフォルトのAlt+~でのトグルのみでこれまでやってきていました。

ですが、

www.karakaram.com

の記事によって、Altキーの修飾キーとしての役割を損なわないまま、右Alt/左Altキーを単独で押した際にIMEの状態をオン/オフにするということが可能であるということを知りました。 こちらのツールが使っているAutoHotKeyで可能なら自分の使っている「のどか」でも可能なはずと思い、設定を作ってみました。

以下がその設定です(104.nodokaまたは109.nodokaが読み込まれてることが前提)

gist.github.com

ポイントは左Altおよび右Altを「One Shot モディファイヤ」としている点です。このようにすることで、Altの修飾キーとしての機能は失われないままに、左右のAltキーを単独で押した際の機能を割り当てることが可能です。ただし、「メニューバーのあるソフトでAltを押した際にメニューバーにフォーカスが移る」みたいな元々のAltキーを単独で押した際の機能は失われます。

※2021-07-25追記 左Altや右Altから修飾キーとしての機能を取り除くまたは「One Shot モディファイヤ」化するとCtrl+Alt入力でFirefoxの挙動がおかしくなる(マウスホイールでスクロールせず前のページ次のページ移動になったり)ことがわかり、その部分を外すことを試してみたところ、それでも特に問題なく動作することがわかりました。 しばらくそれで様子を見ます。

なお、IMEのオンオフ切り替えをトグルではなく、それぞれに直接対応したキーを用いることについては下記の記事での議論が参考になります。

pc.watch.impress.co.jp